景気が良くなると金利も高くなるので不景気の今が借り時

ほとんどの人が借入はするけれどもあまりわかっていないことといえば金利のことでしょう。金利というのはどういう仕組みで動いているのか、どういう風に決まっているのか?説明できる人は少ないと思います。もちろん経済学的にもそれらを全て説明することは難しく、説明できるのであれば相場なども予測することが出来るようになるでしょう。今はそれが出来ないので金利が動いたりした後に後付で理由が与えられたりしている状況です。

ですから基本的に借入の金利というのはどういうふうに動くかの予測は確実ではないのです。しかし一応はある程度予測はできるようになっているのです。というよりも、そういう風に動くものと決まっているのです。どういうことかというと景気が良くなっていけば金利は高くなり、景気が悪くなっていけば金利は低くなるという傾向があるのです。

これはバブル時代を生きてきた人ならわかると思います。バブルの時代にはかなり金利というものは高くて、だいたい定期預金をしていてもかなりのお金が増えていました。その定期預金で増えるお金を使って一年に一度贅沢をすることなどをしていた家族も多かったんじゃないでしょうか。しかし今のように不景気な世の中になってくるとぐっと景気とともに金利が落ちてくるのです。今は借入の金利も落ちていますし、預金の金利も非常に低くなっています。高いなと思ったら単利だったりすることもあるくらいです。

このように借入における金利は景気が良くなれば絶対に高くなりますし、景気が悪くなれば絶対に低くなるという性質があるのです。そのため、この性質を考えると今のうちに借り入れがでいるぶんは借りておくほうががいいということになります。実際に証券会社や海外のファンドなどは同じように考えていて、今のうちにたくさんのお金を借りて投資に当てようとしているのです。景気が悪いから儲からないと思うかもしれませんが、ファンドなどは色々なノウハウが有り売買方法も様々なので儲けることが出来るようです。今、一切借入枠を持っていないという人は景気が良くなってから借りようとすると、かなり損をすることになるかもしれません。

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